天然ふーふ
持続可能な自給自足的暮らしを求めて、東京から瀬戸内海沿岸に移住(いわゆるIターン?)した我が家(または僕)の生活や思いを綴るブログ。3.11の地震による原発事故後、これまで自分たちが送ってきた生活のあり方を考え直して移住を決意。移住後は、これまでの文明的な生活は否定せずとも、できるだけ電力会社や石油エネルギーに「依存」することから脱却し、持続可能な社会やコミュニティ、生活を作ることを目指す。もちろん原発は必要ないと思う。現在、冷蔵庫なしで低電力生活中。月の電気代は500円ほど。
2012
July 24
July 24
けっこう前に読み終わってたんですが、感想文まだ書いてませんでした。すいません。内容としては短篇集で、40代半ば(後半)独身女性の何気ない日常に起きるささやかな出来事と微妙な胸中を描いた話で構成されています。

全編通して言えるのは、作者と同じぐらいの年齢であろう年頃の女性主人公が登場することと、少しアンニュイな心情が描かれている点。たまに行くカフェや陶芸教室の話などがつらつらと書かれていて、他愛のないものに心踊らせたりひそかに同年代ぐらいの男性に心寄せたりする心情が書かれています。
作者がエッセイ家ということもあり、エッセイ調の文章で書かれていて読みやすいと思いますが、正直なところ内容は僕にとって少し退屈だったかもしれません。
ただ、最後の話は尾道と思しき地域の話で僕にはかなり身近に感じられました。空き家巡りをした際の記録をそのまま書いているようで、尾道っぽい雰囲気がよく伝わってきました。また移住者の登場人物もいて、若い女性が一人で坂道の空き家に越してきたという話や、神奈川から移住してきてカフェを経営している男性の話などが出ていました。
今後の自分たちの暮らしがどんな風になるかまだ全然分かりませんが、この短編集を読んで少し具体的なあり方を想像させられました。

入居予定の縁側ハウス
作者がエッセイ家ということもあり、エッセイ調の文章で書かれていて読みやすいと思いますが、正直なところ内容は僕にとって少し退屈だったかもしれません。
ただ、最後の話は尾道と思しき地域の話で僕にはかなり身近に感じられました。空き家巡りをした際の記録をそのまま書いているようで、尾道っぽい雰囲気がよく伝わってきました。また移住者の登場人物もいて、若い女性が一人で坂道の空き家に越してきたという話や、神奈川から移住してきてカフェを経営している男性の話などが出ていました。
今後の自分たちの暮らしがどんな風になるかまだ全然分かりませんが、この短編集を読んで少し具体的なあり方を想像させられました。
入居予定の縁側ハウス
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