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天然ふーふ

持続可能な自給自足的暮らしを求めて、東京から瀬戸内海沿岸に移住(いわゆるIターン?)した我が家(または僕)の生活や思いを綴るブログ。3.11の地震による原発事故後、これまで自分たちが送ってきた生活のあり方を考え直して移住を決意。移住後は、これまでの文明的な生活は否定せずとも、できるだけ電力会社や石油エネルギーに「依存」することから脱却し、持続可能な社会やコミュニティ、生活を作ることを目指す。もちろん原発は必要ないと思う。現在、冷蔵庫なしで低電力生活中。月の電気代は500円ほど。

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2012 
September 05
入居した長家の大家のお寺さんからお声がかかり、空き家の解体を3日間だけ手伝いました。ほんの少しの間ですが、とても興味深い作業でした。


実は取り壊しはすでにあらかた終わっていて、瓦や木材の片づけがメインでしたが。


引っ越して来た翌日、ご近所に挨拶回りが終わると大家の住職さんから電話があり、家の解体を手伝ってくれないかとの打診。


こんな廃材の山があったので、もしやコレのことかと思ったらまさしくコレでした。


現場にもまだまだ積んである廃材に唖然…。この廃材はお寺の薪ストーブで冬に消費されるそうです。燃料費タダでうらやましい!とか思ったけど、よく考えたら解体に費用がかかるし、まあひと冬の燃料費が解体費用に含まれるようなものですね。個人的には薪ストーブに興味津々でした。


家は長家になっていて、何軒かの家がくっついてます。今で言うメゾネットの大きいやつですかね。そのうちの1軒だけを壊すのでいろいろ調整が必要です。つながってた柱(梁?)を切ったり壊した家の隣の壁(元・取り壊してる家の部屋の壁)にトタンを張ったり。住職さんの話では100年ぐらい前の建築かもしれないとのことでした。


大きい石が並んでいたので、もしやと思って聞いてみました。「これってこの家の基礎っていうか土台ですか?」。住職さんは少し嬉しそうに「そうよ。昔はコンクリートなんてないけん、みんなで基礎の石打ちよったんよ」と。なぜかちょっと感動でした。

最近読んだり聞いたりした話だと、ここ30~40年のうちに建てられた住宅はほとんどがコンクリートで作った布基礎というのの上に固めるように骨組みを作ってるんだとか。これは住宅の構造をより堅固なものにしているようですが、実は地震で地盤が沈んだり変形したりすると影響を受けやすく倒壊の危険性が増すという話もあります。でもなぜか今は法律とかで基礎をコンクリートで作ってないと新たに家を建てられないらしいです。一説にはある政治家が利権絡みでコンクリートがたくさん売れるように目論んで、建築基準法を都合のいいように作ったというウワサも…。

作業は3日間で、瓦と木材の廃材を取り壊し現場から運び出しました。近所の人と少し馴染めたのと、古い建築の話を聞けたこと、昔の基礎を見られたこと、そしていくつか廃材をもらえたのが収穫でした。
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