天然ふーふ
持続可能な自給自足的暮らしを求めて、東京から瀬戸内海沿岸に移住(いわゆるIターン?)した我が家(または僕)の生活や思いを綴るブログ。3.11の地震による原発事故後、これまで自分たちが送ってきた生活のあり方を考え直して移住を決意。移住後は、これまでの文明的な生活は否定せずとも、できるだけ電力会社や石油エネルギーに「依存」することから脱却し、持続可能な社会やコミュニティ、生活を作ることを目指す。もちろん原発は必要ないと思う。現在、冷蔵庫なしで低電力生活中。月の電気代は500円ほど。
2013
July 01
July 01
昨年8月末から冷蔵庫のない生活を試みていますが、10ヵ月経過して暑くなり、「やはり必要なんだろうか…」と最近よく思います。
東京から来てひさびさに会った友人からも「心配だから冷蔵庫は買ってほしい」と言われました。夫婦でも「あったほうがいいかねえ」「ほしいねえ」と話し合っていて、友人が帰った後どの機種にしようかというところまで考えました。
ところがそこまで考えておいて、改めて二人で「…ほんとに必要かねぇ?」「冷蔵庫があった時のほうがよくモノを腐らせてたんじゃない?」なんてことを話し始めました。結局今はまだ買ってません。
ちなみに、今の生活では生の肉や魚は買いません。別にベジタリアンになったわけではないですが、妻は肉を食べないほうが体の調子がいいと言うし、僕もそれほど肉大好きというわけでもないので、特になくても事足りるのです。
たまに外でラーメンや肉入りのカレーを食べたりはしますが、基本的に毎日動物性タンパク質を食べなくても体の調子が悪いということはないし元気が出ないということもありません。
むしろ肉は牛や豚にどんなエサを与えているか分からない場合が多いし、魚も海洋汚染の影響が心配なのであまりむやみには食べないようにしています。もちろん野菜やコメも絶対安全ではないので、なるべく産地や栽培方法が分かるものを食べるようにしています。…って、すいません、食品の安全性は冷蔵庫とは直接関係はないですね。
…とは言え、冷蔵庫がある生活のメリットというのも考えてしまいます。
↓
1冷たいビールや日本酒が飲める
2冷凍室があればアイスも家で食べられる
3豆乳などが常温より少し日持ちする
4野菜も種類によっては常温より日持ちする
5作りすぎてしまったおかずを保存できる
デメリットも考えますが。
↓
1けっこう性能いい機種でもひと月の電気代が約500円は上がる
2部屋が狭くなる
3引っ越しの時に運ぶのが大変
4音がうるさい(機種にもよりますが)
5排熱で部屋が暑くなる
6今の生活なら夏以外は不要
人として生きるのに冷蔵庫が絶対に必要、というわけではないと思うのです。ただ、おみやげなど買って遊びにきてもらえる場合に「あの家は冷蔵庫がないから…」と余計な気を遣わせてしまう可能性があったりするのも事実です。
僕は電気や石油を大量に消費する暮らしからは少しずつ退行していきたいと思っています。その一環として冷蔵庫を持たないというのは有効であることが分かりました。生まれてから去年の夏までずっと冷蔵庫のある暮らしをしてきましたが、それがどれくらいエネルギーを使う生活だったのか垣間見えたところです。
便利なものをすべて否定するつもりはありません。本当に暮らしの助けになる文明の知恵はありがたく恩恵を受けつつ後世に伝えていくべきだと思います。
冷蔵庫はというと、どうなんでしょう?一般的にはもはや生活必需品と認識されていると思いますが、ここまで普及したのは第二次世界大戦後70年弱の間のはずです。その前はほとんどの家庭では電気式の冷蔵庫がなくても人々が生活していた。西暦でいうと2000年ぐらい人の歴史がありますが、そのうちの最近70年に生きている「先進国」と呼ばれる地域に住む人たちだけが冷蔵庫を「必需品」として捉えています。
僕は「必需品」とまでは考えません。商店や飲食店、食品加工場には必要ですが、個人宅では冷蔵庫がなくても生活ができることが分かったので。
依存しない程度に冷蔵庫を導入、するかどうか、というのが現在考えている感じです。うーん…
東京から来てひさびさに会った友人からも「心配だから冷蔵庫は買ってほしい」と言われました。夫婦でも「あったほうがいいかねえ」「ほしいねえ」と話し合っていて、友人が帰った後どの機種にしようかというところまで考えました。
ところがそこまで考えておいて、改めて二人で「…ほんとに必要かねぇ?」「冷蔵庫があった時のほうがよくモノを腐らせてたんじゃない?」なんてことを話し始めました。結局今はまだ買ってません。
ちなみに、今の生活では生の肉や魚は買いません。別にベジタリアンになったわけではないですが、妻は肉を食べないほうが体の調子がいいと言うし、僕もそれほど肉大好きというわけでもないので、特になくても事足りるのです。
たまに外でラーメンや肉入りのカレーを食べたりはしますが、基本的に毎日動物性タンパク質を食べなくても体の調子が悪いということはないし元気が出ないということもありません。
むしろ肉は牛や豚にどんなエサを与えているか分からない場合が多いし、魚も海洋汚染の影響が心配なのであまりむやみには食べないようにしています。もちろん野菜やコメも絶対安全ではないので、なるべく産地や栽培方法が分かるものを食べるようにしています。…って、すいません、食品の安全性は冷蔵庫とは直接関係はないですね。
…とは言え、冷蔵庫がある生活のメリットというのも考えてしまいます。
↓
1冷たいビールや日本酒が飲める
2冷凍室があればアイスも家で食べられる
3豆乳などが常温より少し日持ちする
4野菜も種類によっては常温より日持ちする
5作りすぎてしまったおかずを保存できる
デメリットも考えますが。
↓
1けっこう性能いい機種でもひと月の電気代が約500円は上がる
2部屋が狭くなる
3引っ越しの時に運ぶのが大変
4音がうるさい(機種にもよりますが)
5排熱で部屋が暑くなる
6今の生活なら夏以外は不要
人として生きるのに冷蔵庫が絶対に必要、というわけではないと思うのです。ただ、おみやげなど買って遊びにきてもらえる場合に「あの家は冷蔵庫がないから…」と余計な気を遣わせてしまう可能性があったりするのも事実です。
僕は電気や石油を大量に消費する暮らしからは少しずつ退行していきたいと思っています。その一環として冷蔵庫を持たないというのは有効であることが分かりました。生まれてから去年の夏までずっと冷蔵庫のある暮らしをしてきましたが、それがどれくらいエネルギーを使う生活だったのか垣間見えたところです。
便利なものをすべて否定するつもりはありません。本当に暮らしの助けになる文明の知恵はありがたく恩恵を受けつつ後世に伝えていくべきだと思います。
冷蔵庫はというと、どうなんでしょう?一般的にはもはや生活必需品と認識されていると思いますが、ここまで普及したのは第二次世界大戦後70年弱の間のはずです。その前はほとんどの家庭では電気式の冷蔵庫がなくても人々が生活していた。西暦でいうと2000年ぐらい人の歴史がありますが、そのうちの最近70年に生きている「先進国」と呼ばれる地域に住む人たちだけが冷蔵庫を「必需品」として捉えています。
僕は「必需品」とまでは考えません。商店や飲食店、食品加工場には必要ですが、個人宅では冷蔵庫がなくても生活ができることが分かったので。
依存しない程度に冷蔵庫を導入、するかどうか、というのが現在考えている感じです。うーん…
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